【パルシステム VS コープデリ】離乳食宅配を徹底比較！どっちがママにおすすめ？

赤ちゃんの離乳食づくりは、ママやパパにとって大きな負担のひとつ。栄養バランスや安全性に配慮しながら、毎日違うメニューを考えるのは本当に骨が折れますよね。

とくに育児と家事、仕事の両立に追われる日々の中で、「今日はちょっと手抜きしたい…」と思うのは自然なことです。

そんな中で注目を集めているのが、宅配生協の離乳食サービス。なかでも「パルシステム」と「コープデリ」は、安全性・時短・栄養面のバランスがよく、実際に利用するママ・パパからも高評価を得ています。

どちらも冷凍で届く便利な離乳食が揃っており、「裏ごし野菜を一から作るのがしんどい…」という時にも心強い存在。しかも国産中心・無添加の商品が多く、赤ちゃんに安心して食べさせられるという声が多数です。

この記事では、実際に子育て中の家庭に役立つ視点から、「パルシステム」と「コープデリ」の離乳食サービスを徹底比較。それぞれの特徴・メリット・デメリットを分かりやすくご紹介します。

「時短」と「安心」を両立したいママ・パパは、ぜひ参考にしてみてください！

パルシステムとコープデリの基本情報を比較

離乳食選びで失敗しないためには、サービス全体の特徴を知ることも大切です。

ここでは、パルシステムとコープデリの基本情報を7つの項目で比較してみました。

項目	パルシステム	コープデリ
配達エリア	1都11県（東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・福島・山梨・長野・静岡・新潟）	1都7県（東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野・新潟）
品揃え	約1,000品目	約6,000品目
離乳食	有り	有り
価格帯	スーパーよりやや高め	スーパーと同程度
品質・安全性	国の基準より厳しい自主基準を設定	国の基準に準拠
子育て割引期間	6ヶ月〜1年（地域による差あり）	1〜2年（地域による差あり）

配達エリアと利用のしやすさ

配達エリアはどちらも関東・甲信越エリアを中心としていますが、パルシステムのほうがやや広め。静岡県や福島県にも対応しているため、地方在住の方にはパルシステムの方が使いやすい場合があります。

品揃えと商品の幅

コープデリは約6,000品目と非常に多く、日用品から冷凍食品、ベビー用品まで一通り揃います。対してパルシステムは約1,000品目とやや少なめですが、“厳選されたこだわり食材”を扱っているのが特徴。必要最低限のものを安全に選びたい方にはパルシステムがぴったりです。

離乳食の取り扱いと使いやすさ

どちらのサービスも、月齢に応じた離乳食商品が充実しており、初期・中期・後期・完了期と段階に合わせて選びやすくなっています。冷凍で保存できる便利なアイテムや、下ごしらえ済みの素材も多く、忙しい育児中でも手軽に使える工夫がされています。

また、メニューに困ったときにも参考になるレシピや調理のヒントがカタログやアプリで紹介されているため、初めての離乳食でも安心して取り組めます。

価格帯とコスパ

日々の買い物で気になるのが価格。パルシステムは少し高めの価格設定ですが、これは原材料や製法にこだわった結果。一方、コープデリはスーパーと同じくらいの価格帯で、コスパを重視したい家庭に向いています。

品質・安全性

パルシステムは、国の基準よりもさらに厳しい独自の安全基準を設けています。農薬や食品添加物の使用を極力控えた商品づくりが魅力で、「安心して赤ちゃんに食べさせたい」というニーズにぴったりです。

一方のコープデリも、国が定める安全基準を満たした上で検査体制を整備しているため、一般的な安全性は十分確保されています。

アレルギー対応

どちらのサービスも、アレルギー表示と除去食登録制度があり、アレルゲン情報が確認しやすい仕組みになっています。商品選びにおいて不安のあるご家庭でも安心して利用できます。

子育て割引制度

パルシステムとコープデリは、いずれも子育て家庭への送料割引制度があります。

• パルシステム：妊娠中〜1歳未満まで配送料無料（地域差あり）。1歳〜就学前は条件付きで割引。
• コープデリ：妊娠中〜3歳未満までは配送料無料。3歳〜7歳未満は条件付き無料。

長く使うことを前提とするなら、コープデリの方が割引期間が長いのは嬉しいポイントです。

離乳食商品の特徴を比較

離乳食を選ぶうえで気になるのが、「どんな食材が使われているか」「どれだけ手間が省けるか」「赤ちゃんの月齢に合っているか」といった点。

パルシステムとコープデリは、どちらもこれらのニーズに応えてくれるラインナップを展開していますが、特徴には違いがあります。

パルシステムの離乳食の特徴

画像引用：パルシステム公式HPより

パルシステムの離乳食は、「yumyum（ヤムヤム）」シリーズとして展開されています。

国産や産直の素材を中心に、食品添加物を使用せず、素材そのものの味を大切にした作りが特徴です。

また、パルシステムでは放射能検査や農薬の基準が国よりも厳しく設定されており、家庭で使う食材と同じくらいの安全性を求めるご家庭には大きな安心材料になります。

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コープデリの離乳食の特徴

画像引用：コープデリ公式HP

コープデリでは「きらきらステップ」シリーズが展開されており、豊富な品揃えと「時短調理」を重視した設計が魅力です。

忙しい毎日の中でも、必要なときにすぐ使える商品が多く揃っています。

また、コープデリは品目数が多いため、「うどんの太さ」や「具材の組み合わせ」など細かなニーズにも対応できるのが強み。

離乳食を卒業したあとも、幼児食や大人用の時短料理にも使えるアイテムが揃っており、長く付き合える宅配サービスです。

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離乳食の価格を比較｜うらごし野菜4品のコスパは？

離乳食で特に活躍する「うらごし系」商品の価格を、パルシステムとコープデリで比較しました。どちらも冷凍保存が可能で、解凍するだけで使える便利アイテム。今回は特に使用頻度が高いうらごし人参、コーン、枝豆、かぼちゃの4品で比較しています。

うらごし野菜価格比較表（すべて税込）

商品名	パルシステム価格・内容量	コープデリ価格・内容量	100gあたりの価格（目安）
うらごし人参	300円（330g）	321円（310g）	パ：約91円／コ：約104円
うらごしコーン	376円（230g）	354円（240g）	パ：約163円／コ：約148円
うらごし枝豆	430円（130g）	343円（120g）	パ：約331円／コ：約286円
うらごしカボチャ	430円（220g）	375円（280g）	パ：約195円／コ：約134円

解説：コスパで見るなら？

冷凍うらごし野菜は、内容量によって見た目の価格印象が変わります。実際にどちらがお得なのかを比べるには、「100gあたりの価格（g単価）」で比較するのがポイントです。

以下に、各商品のコスパ感を整理しました。

価格だけで比較すると、全体的にコープデリの方がg単価は安い傾向があるものの、パルシステムは人参など特定商品でコスパが良い場合もあります。

いずれも安全性が高く、国産素材が中心なので、「どちらが絶対にお得」と断定するよりは、使いたい素材や調理スタイルに合わせて選ぶのが賢い方法といえるでしょう。

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離乳食の種類とバリエーションを比較

離乳食初期で重宝する「裏ごし野菜」は、赤ちゃんにとって初めての野菜体験となる大切な一歩。できるだけ多くの種類を少量ずつストックしておきたいママ・パパにとって、商品バリエーションの豊富さは重要なチェックポイントです。

「パルシステム」と「コープデリ」それぞれの取り扱い状況を比較し、特に裏ごし野菜の種類の幅広さやミックス野菜の工夫についてもまとめてみました。

裏ごし野菜のバリエーション比較

以下の表は、主要な単品裏ごし野菜がそれぞれの宅配サービスで取り扱われているかを示しています。

野菜名	パルシステム	コープデリ
にんじん	○	○
ほうれん草	○	○
コーン	○	○
かぼちゃ	○	○
じゃがいも	○	×
枝豆	○	○
さつまいも	○	×

パルシステムは、じゃがいも・さつまいもまでカバーしており、単品の品揃えがより充実。一方、コープデリは基本的な野菜にはしっかり対応しつつも、じゃがいもやさつまいもなどの一部はラインナップに含まれていないことがあります。

ミックス野菜の裏ごしも便利！

「単品ばかりだと味や栄養が偏りがち…」そんなときに便利なのがミックス野菜の裏ごしです。

複数の野菜がバランスよく配合されていて、栄養面も安心。パルシステムとコープデリでは、それぞれに特徴的な商品が用意されています。

離乳食のバリエーションで見ると、パルシステムは単品裏ごし野菜の種類が豊富で、じゃがいもやさつまいもも揃っています。コープデリは基本の野菜はしっかり押さえつつ、ミックス系で手軽に栄養バランスを整えたい家庭に向いている印象です。

どちらも冷凍のまま使える商品が多く、必要な分だけ使えるので、食材をムダにしにくいのも嬉しいポイントです。

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配送料・子育て割引を比較【東京エリアを例に】

赤ちゃんがいると、なるべく外出せずに生活用品や離乳食を揃えたいもの。そんなときに便利なのが、生協の宅配サービス。ただし毎週使うものだからこそ、配送料や子育て割引の条件をしっかりチェックしておきたいですね。

ここでは【東京都内】で利用する場合を例に、パルシステムとコープデリの配送料・子育て割引の違いをわかりやすくまとめました。

項目	パルシステム（東京）	コープデリ（東京）
通常配送料	～248円（12000円以上で無料）	198円（6000円未満）、無料（6000円以上）
子育て割引①	妊娠中〜1歳未満：完全無料（加入から26週間）	妊娠中〜1歳未満：利用金額にかかわらず無料
子育て割引②	1歳〜就学前： 3000円以上で無料、3000円未満で～248円	1歳〜7歳未満： 3000円以上で無料、3000円未満で198円

パルシステムの配送料と割引（東京）

パルシステムでは、東京都内の通常配送料は最大248円。注文金額によって変動し、12,000円以上の注文で配送料無料になります。

子育て割引では、妊娠中〜1歳未満のお子さんがいる家庭は、加入から26週間（約半年間）手数料が完全無料になります。
その後は、1歳〜就学前が対象。3,000円以上の注文で配送料無料になりますが、3,000円未満だと地域や条件により最大248円の手数料がかかります。

コープデリの配送料と割引（東京）

コープデリ（東京）では、通常配送料は6,000円以上で無料、それ未満だと198円の手数料が発生します。

子育て割引はやや長め。妊娠中〜1歳未満の家庭は利用金額にかかわらず手数料無料です。

さらに、1歳〜7歳未満の家庭でも、3,000円以上の注文で無料、3,000円未満だと198円がかかります。

東京都内での比較

東京都内で比較すると、

家庭のスタイルや注文頻度に合わせて、ぴったりのサービスを選ぶのがポイントです。

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注文・支払い方法を比較

毎週の注文を「どこで・どうやって」するかも、長く使い続けるための大切なポイント。特に育児中は、赤ちゃんを抱っこしながら片手でポチッと注文できるアプリやWebがとっても便利ですよね。

ここでは、パルシステムとコープデリの注文・支払い方法の違いを、表でまとめてみました。

項目	パルシステム	コープデリ
注文方法	Web／公式アプリ／注文用紙／電話	Web／公式アプリ／注文用紙／電話／LINE
支払方法	口座引き落とし／クレジットカード（※地域・支部により異なる）	口座引き落とし／クレジットカード（一部対応・地域による）
特徴	アプリやWebの操作性が高く、スマホでサクッと注文可能。紙のカタログを見ながらアプリで入力するスタイルも人気。	電話やLINEでも注文できて、慣れたツールで気軽に使えるのが◎。一部クレジットカードにも対応。

パルシステムは、クレジットカード支払いに対応している地域があり、ポイントを貯めたい派のママ・パパにはうれしいポイント。

一方、コープデリも地域によってはクレジットカード払いが可能になってきています。ただし全エリア・全方法で対応しているわけではないので、加入前に確認しておくと安心です。

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まとめ

毎日の離乳食づくりは、想像以上に大変で、忙しい育児の中で手抜きしたい日もありますよね。そんなママ・パパの強い味方が、宅配生協の離乳食サービスです。

今回ご紹介した「パルシステム」と「コープデリ」は、どちらも安全性に配慮しつつ、忙しい中でも時短で離乳食作りをサポートしてくれるサービス。

特徴や価格、品揃えに違いがあるので、ご家庭のスタイルや優先したいポイントによって選ぶのがおすすめです。

• パルシステムは国の基準より厳しい安全基準を持ち、素材や製法にこだわりがあり、自然な味わいで赤ちゃんの味覚も大切にしたい方にぴったり。特に「yumyum（ヤムヤム）」シリーズの裏ごし野菜は時短に役立ち、安心感が抜群です。
• コープデリは品揃えが豊富で価格帯もスーパーとほぼ同じ。調理済み冷凍食材が多く、手軽さ重視で幅広く使いたい方や、離乳食卒業後も長く利用したい家庭に向いています。

また、送料の子育て割引制度もそれぞれ特徴があり、長期間の利用を考える際のポイントになります。

価格面では、コープデリの方が100gあたりの単価が安いものが多いですが、パルシステムは特定の素材でコスパが良い商品もあります。どちらも国産素材中心で安全性は高いため、価格だけでなく、使いたい食材や調理スタイルに合わせて選ぶのが賢い選択です。